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営業時間:月〜金/13:00〜17:00 休館日:土・日・祝日・年末年始

青木幹勇先生のご自宅に保管されていた資料を、当会館で整理、登録したものは、11175件あります。

その中で、先生がまとめておられる「出講の記録」は、全部で23冊。

S51年~H8年までの21年間に、講演や授業で出講された回数は、実に766回です。(先生68歳~88歳)
一番多く出講されている年は、S58年で、51回。先生の御歳が75歳の時です。

続いて、「特別授業」についてご紹介します。

先生は、スケッチブックに授業の内容や、進み方などを、丁寧に書いて、特別授業(出前授業と先生はおっしゃっています。)に臨んでおられます。
当会館で整理した、「特別授業」の資料総数は、930件、期間は、S32年~H8年(先生の御歳は49歳~88歳)の間です。

その中に、スケッチブックが、105冊あります。
授業に用いられたテーマは、学校が違うので、同じテーマも何回か使っていることもありますが、ほぼ、毎回違っています。
S32年のものです。テーマは、「かぐやひめ」。

S52年のものです。テーマは「わたしの好きなことば」。

H8年は、「漫画サンワリ君」です。

「特別授業」の外に「全国大会」・「地方大会」と区分けされた授業及び講演があります。

全国大学国語教育学会・全国国語教育研究協議会などでも、授業、講演を行っています。
次の写真は、S42年(先生59歳)の宮崎で行われた全国大会のスケッチブックです。スケッチブックの最後には、必ず、その時の授業の構成経過と反省が書かれています。

そして、H8年(先生88歳)には、南吉研究国語教育全国大会で、助言者として、名を連ねています。

先生は、書についても堪能で、東京・ギャラリ―四季で、何度か個展も開いています。

当会館に、展示してある書の作品は、掛軸や、色紙に書かれたものが134枚あります。